豆腐の新しいおいしさ提案 太子食品、仙台三越に初出店

豆腐揚げや生ゆばなど多様な大豆食品が並ぶ店舗

 大豆加工食品製造販売の太子食品工業(青森県三戸町)は12日、仙台市青葉区の仙台三越定禅寺通り館に大豆食品の専門店をオープンさせた。初めてのテナント出店で、宮城県産の材料を生かした同店限定の豆腐も用意し、伝統食材の多様な味わい方を提案する。

 店舗は地下1階の約7平方メートルで「『伝統』×『新しい』」がコンセプト。添加物をできるだけ使わない豆腐や納豆を中心に生ゆば、大豆を小麦粉の代わりにしたガトーショコラも扱う。

 同店限定で、崩れやすい豆腐を一つ一つ手作業で揚げた商品を用意。専用設備を関連会社の蔵王高原フーズ(白石市)に導入した。

 「寄せ豆腐揚げ」(6個入り499円)は、宮城県産大豆ミヤギシロメの豆乳と本にがりのみを原料に使い、白子のような豆腐の柔らかさと香ばしい衣のサクサクとした食感が楽しめる。「生とうふ揚げ」(4個入り499円)もある。

 工藤裕平専務は「豆腐本来のうま味を味わってほしい。肉の代わりに良質なタンパク質を取れる健康食品でもある。大豆の豊かな食文化を伝える拠点となり、よりおいしい食べ方を提案したい」と話す。

 初年度は売上高6000万円を目指す。今後は大豆で肉のような味や食感にした加工品「大豆ミート」の販売も検討している。

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る