<東北の食材お取り寄せ>「ニンニク関連食品」(青森・田子)コーラをゴクリ、喉を抜ける香り

タッコーラやポテトチップスなど田子町産のニンニクを使った商品

 東北地方の豊かな食材が改めて注目されている。新型コロナウイルスの感染拡大は収束が見通せず、自宅で食を楽しむ巣ごもり需要が衰えない。食材の王国を盛り上げる生産者や店を訪ね、お取り寄せ商品を紹介する。

 新型コロナウイルス禍で輝きをさらに増している食材がある。免疫力を高めるとされるニンニクだ。ステイホームの時間が増え、外出時もマスクを着用すれば、強烈な臭いで他人を不快にさせる心配もない。

 青森県田子町の「ガーリックセンター」は町内産ニンニクを使った加工品などを販売する。センターの佐藤恵子さん(45)は「長引く自粛生活で疲れている人が多い。今こそニンニクの栄養価に注目してほしい」と語る。

 焼き肉のたれなどの定番商品から、東京のレストランと共同開発したジャム、黒ニンニクと赤ワインをブレンドしたリキュールといった変わり種まで約100種類を取りそろえる。

 佐藤さんが考案したガーリックパウダー入りの炭酸飲料「タッコーラ」は最大のヒット商品。コーラなのだが飲んだ後、喉にニンニクの臭いが残る。2015年1月の発売直後から会員制交流サイト(SNS)で「変な飲み物がある」「意外にいける」と話題になり、ブームに火が付いた。6年で30万本売れている。

 新顔なら20年5月デビューのポテトチップスがお薦め。程よい塩味がニンニクの風味を引き立てる。タッコーラとの相性も抜群だ。

 青森県のニンニク生産量は全国の6割以上を占める。かつて市町村別で日本一だった田子町は担い手の高齢化が進み、首位の座を十和田市に譲って久しい。現在は県内トップ3からも陥落した。

 それでもブランドの知名度は全国級。佐藤さんは「今も気概は日本一のつもり」と、次のヒット商品に向けて構想を温める。

センターのギフトショップには多彩なニンニク商品が並ぶ。毎年一つは新商品を開発するという

[メモ]第三セクター「田子町にんにく国際交流協会」がガーリックセンターを運営する。センター内のギフトショップは午前9時~午後6時。タッコーラ(200ミリリットル)300円、ポテトチップス(130グラム)450円など。オンラインショップでも注文できる。連絡先はフリーダイヤル(0120)195229(平日午前10時~午後5時)。

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