高齢者の集団接種、5月中に開始 仙台市、県などと調整

 65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種で、仙台市が集団接種を5月中に開始する方向で宮城県、東北大と最終調整に入ったことが13日、分かった。市内に開設する大規模会場での接種を先行させる。市民センターなど既に確保した22カ所を会場とした集団接種は、31日に予約の受け付けを開始し、6月12日から実施する。

 郡和子市長が14日に臨時の記者会見を開き、集団接種の実施方針を説明する。大規模会場の開設と接種開始の前倒しで、医療機関による個別接種と合わせ、約27万人の高齢者への接種を7月末までに完了させる。

 市、県、東北大は大規模接種会場の開設場所や人員体制、予約や接種の開始スケジュールなどを巡り、詰めの協議を進めている。

 8日に県庁であった郡市長と村井嘉浩知事の共同記者会見で、同席した県医療調整本部長の冨永悌二東北大病院長は「ワクチン接種の加速化が重要だ。行政と協力し、推進していく」と語り、大規模会場に勤務医を派遣する方針を示した。

 市は大規模会場のほか、市民センター15カ所、ゼビオアリーナ仙台(太白区)、七北田公園体育館(泉区)など22カ所で土日祝日に集団接種を実施する。

 予約はコールセンターと特設サイトで受け付ける。アクセスが集中しないよう年代別に予約開始日を変えるなどの対策を講じる。集団接種の平日実施や会場のさらなる追加も検討する。

 かかりつけ医による個別接種は主に平日、市内420カ所の医療機関で行う。予約は17日から順次、医療機関ごとに受け付け、31日に開始する。実施する医療機関の一覧や予約方法の詳細は、市ホームページに掲載するなどしている。

 高齢者のうち施設入所の約1万6000人は4月20日から先行接種している。

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