龍泉洞でひと夏熟成 純米吟醸の貯蔵酒9月発売

龍泉洞のセラーで行われた日本酒の搬入作業

 岩手県岩泉町の泉金(せんきん)酒造は13日、町内の鍾乳洞「龍泉洞」に設置したセラーに日本酒を運び込んだ。ひと夏寝かせて熟成させ、9月中旬に販売する。

 搬入したのは今年1~3月に仕込んだ一升瓶420本と四合瓶2505本。洞内は年間を通じて気温が10度前後と一定で、日本酒の熟成には最適の条件。泉金酒造の八重樫義一郎社長は「蔵で貯蔵するより格段にまろやかで落ち着いた味わいになる」と話す。

 龍泉洞での日本酒貯蔵は今年で7回目となる。搬出は9月上旬の予定で、「龍泉八重桜純米吟醸龍泉洞貯蔵酒」のラベルを貼り、主に県内の酒販店に出荷する。価格は一升瓶が3300円、四合瓶が1650円。泉金酒造のホームページでも購入できる。

 八重樫社長は「町の風物詩として洞内熟成を定着させたい。大勢の人が岩泉を訪れて貯蔵酒と秋の味覚を楽しめるよう、新型コロナウイルスの感染が早く収束してほしい」と願った。

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