5歳児が英検2級合格 仙台の川田尚弘ちゃん、8割正答

英検2級の合格証書を手に笑顔を見せる尚弘ちゃん

 仙台市宮城野区のユニソン・ワールド英語保育園に通う川田尚弘ちゃん(5)=青葉区=が3月、実用英語技能検定(英検)の2級試験に合格した。主催する日本英語検定協会(東京)によると、2級は「高校卒業程度」の語学力が求められ、就学前の合格はあまり例がないという。

 尚弘ちゃんは年中組だった1月、2020年度の第3回検定を受験。長文読解や英作文などの筆記とリスニングの試験に臨んだ。科学技術や自然環境に関する知識も問われたが、1950点満点の8割を超える1598点で突破した。

 2月にあった2次試験は面接。「社会性のある話題」(同協会)に対し、英語で自分の意見を述べる試験で、650点満点の8割近い514点を獲得して難関をクリアした。

 2級合格は、海外留学時の語学力証明になるほどの実力という。同協会の担当者も「自分の考えを相手に伝え、発信する能力の高さに驚く。5歳とは思えない」と舌を巻いた。

 尚弘ちゃんは1歳でユニソン・ワールド英語保育園に入った。日常会話を全て英語で行う教育が特徴で、外国人スタッフによる読み書きの練習、歌やリズムのレッスンなどを通して、自然と英語力を身に付けた。

 3月に合格証書を受け取り、4月から年長組に進級した尚弘ちゃん。「ライティング(英作文)とリーディング(長文読解)が難しかったけれど、緊張はしなかった」と英語を交えながら試験を振り返った。

 次の準1級を受験する時期は決まっていないが、1級合格を最終目標にする。

 毛萩雅(もう・ちょうや)園長(37)は「幼少期から言語への感度が高かった。一度聞いたら忘れない記憶力も兼ね備えている」と飛躍を期待する。

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