<羽ばたけイーグルス>ドラ2高田孝、2軍で安定感 7試合先発し防御率2.34

ファーム交流戦のオリックス戦で初勝利を挙げた高田孝

 東北楽天のルーキー右腕、高田孝が2軍で奮闘している。7試合に先発登板し防御率2・34と安定した投球を見せ、15日のファーム交流戦のオリックス戦(楽天生命パーク宮城)では待望の初勝利を挙げた。最速150キロ超の直球が武器の右腕は「自分の基本スタイルを貫きながら課題を一つずつつぶし、早く1軍で投げられるよう頑張りたい」と精進に努める。

 オリックス戦は堂々たる投球だった。威力十分の直球に、鋭いフォークボールやスライダーを織り交ぜ、相手打線を手玉に取った。8回を5安打1四球無失点、10奪三振で白星を手にした。「素直にうれしい。一人一人の打者に、自分のボールでしっかり勝負ができた」と喜んだ。

 法大からドラフト2位で入団し、春季キャンプは1軍スタート。3月のオープン戦は救援で1試合に登板して1勝を挙げたが、開幕1軍には残れなかった。2軍では先発を担い力投を続けている。

 久保2軍投手コーチは「直球に力があり、安定感のある投球が魅力。スケールの大きい投手になってもらいたい」と期待を寄せる。

 7試合で42回1/3を投げ、リーグ最多の43三振を奪う。その一方で「突発的にコントロールを乱す」(久保コーチ)ことがあり、リーグ最多の24四球を与え、4敗を喫している。高田孝は「無駄な四球を減らすのは課題だが、そればかり気にしてもいけない。自分の投球をする中で、課題を克服していきたい」と前向きに話す。

 1軍では、早川や法大で競い合った鈴木(ロッテ)ら同期が活躍している。ただ、悔しさを感じつつも焦りはない。「気持ちだけ先走らず、自分のやるべきことを見つめてファームで投げていきたい」。背番号29は大きく飛躍すべく、力を蓄えている。
(関俊哉)

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