余剰ワクチン、教職員や保育施設職員に 仙台市がキャンセル対策

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受ける仙台医療センターの医療従事者=2月19日、仙台市宮城野区

 仙台市は21日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、急なキャンセルが発生してワクチンが余る場合、会場近くの学校や保育施設に連絡し、教職員や保育施設職員に接種する方針を明らかにした。市議会健康福祉委員会で説明した。

 市によると、市内22カ所の集団接種会場や東北大、県、市による大規模接種会場で余剰ワクチンが生じた際は、医療従事者を除く会場の運営スタッフに優先的に接種する。既に2回打ったなど該当者がいない場合は、教職員や保育施設職員を接種対象者に加える。

 市ワクチン接種推進室の横野幸一郎室長は健康福祉委で「キャンセルは必ず発生する。ワクチンを無駄にしない取り組みをしっかりと進めたい」と強調した。

 市は65歳以上の高齢者への接種に関し、対象者約27万人の2回分を上回る計57万3000回分の接種体制が整ったと報告。順調に進めば、目標の7月末に完了するとの見通しを示した。

 接種可能回数の内訳は420カ所の医療機関による個別接種が計35万回分、22カ所の集団接種が計6万回分、大規模集団接種が計13万回分、特別養護老人ホームなど高齢者施設の先行接種が計3万3000回分。

 加藤邦治健康福祉局長は高齢者の予約、接種開始が未定のまま接種券を一斉送付したことを「反省しなければならない」と陳謝。高齢者の次に接種対象となる16~64歳の市民約67万人の接種券に関しては「送付する際は最新情報とともに案内しなければならない。6月上旬には内容を固め、作業に入りたい」と語った。

河北新報のメルマガ登録はこちら
新型コロナ関連

企画特集

先頭に戻る