宮城初、女性商工会長誕生へ 「栗原南部」の千葉氏

千葉キミ子氏

 宮城県栗原市の栗原南部商工会の次期会長に、商工会女性部長の千葉生花店代表千葉キミ子氏(74)=同市瀬峰=が内定した。25日の総代会での承認を経て正式決定する。宮城県内の商工会では初めての女性会長となる。東北では現在、女性2人が商工会長として活躍している。

 会長の立候補が21日に締め切られ、千葉氏以外の届け出がなかった。任期は26日から3年間。千葉氏は石巻市出身。石巻市女子高卒。1983年に栗原市内で千葉生花店を開業した。商工会理事などを経て2018年から女性部長を務める。

 商工会には約720事業所が加盟する。関係者によると千葉氏は会員の信頼が厚く、統率力に期待する声に推されて立候補したという。

 千葉氏は取材に「商売は男性も女性も関係ないと思ってやってきた。今は大変な時期なので女性や若手の経営者を応援できるよう頑張りたい」と強調。「お世話になった商工会、地域の方々に恩返しするつもりで働く」と決意を語った。

 現在、東北の女性商工会長は大熊町商工会(福島県大熊町)の蜂須賀礼子、十和田湖商工会(十和田市)の佐々木千佳子の2氏。全国商工会連合会によると4月1日現在、全国1649商工会で女性が会長を務めるのは14商工会(0・8%)にとどまっている。

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