山形県村山市が整備を進めていた市東部の五十沢地区と中心部を結ぶ林道が完成し、28日に開通式が行われる。同地区が市に編入された約60年前からの計画が長らく実現せず、市中心部に向かう住民はいったん市外へ出て遠回りしていた。悲願の開通で、かやぶき屋根の住宅が点在する昔ながらの集落に新たな光が差す。
整備された区間は林道湯舟沢五十沢線の約2・5キロで幅員3メートル。急な坂を車で通行できるよう、区間全長の約7割をコンクリートで舗装し、残りは砂利道となっている。事業費は約5億2600万円。
五十沢地区は1954年の合併で村山市に編入されたが、市中心部と直結する道路はなく、住民は北隣の尾花沢市に向かう遠回りを強いられてきた。最寄りのJR奥羽線の袖崎駅までは直線距離で約3キロだが、林道開通前の道のりは最短で約8キロもあった。
市の担当者は「当時、編入した条件に道路整備があったと聞いている」と話す。険しい山に阻まれて計画は思うように進まず、事業費がかさむトンネルを設けない林道を通すことで決着し、2015年から整備を進めていた。
地区には現在、7世帯10人が暮らす。「開通を住民はすごく喜んでくれている」と担当者。開通式では住民代表らが志布隆夫市長とバスと車で走り初めを予定している。
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