東北中央道「相馬福島道路」が全通 福島、相馬間が約20分短く

全線開通した相馬福島道路を通り初めする車両=伊達市(写真の一部を加工しています)

 福島県伊達市内の東北中央自動車道霊山インターチェンジ(IC)-伊達桑折IC間(10・2キロ)が24日開通した。福島市近郊と相馬市を結ぶ相馬福島道路(45・7キロ)が全線開通となった。

 相馬福島道路は東北中央道の無料区間で、東北自動車道と常磐自動車道を結ぶ。全線開通により福島、相馬両市の中心部間の所要時間は整備前より約20分短縮される。東日本大震災後、国が新たに整備してきた復興支援道路は今回で全て開通した。

 伊達桑折IC付近で開通式があり、関係者約50人が出席した。内堀雅雄福島県知事は「多くの人のおかげで、かつてないスピードで整備を進めることができた。広域連携や交流を促し、産業の活性化につながることを期待している」と話した。

 赤羽一嘉国土交通相は「緊急時に力を発揮するだけでなく、観光振興や地方創生の面で、復興を力強く後押しするものになる」と語った。

 赤羽国交相は開通式後、福島県双葉町の県東日本大震災・原子力災害伝承館を訪れ、内堀知事、吉田淳大熊町長、杉岡誠飯舘村長と意見交換した。25日はいわき市内で観光関係者らと面会する。

河北新報のメルマガ登録はこちら
3.11大震災

復興再興

あの日から

復興の歩み


企画特集

先頭に戻る