宮城の高齢者接種 全市町村で7月末完了見通し

新型コロナウイルス感染症ワクチンと注射器

 宮城県は28日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、65歳以上の高齢者を対象に4月スタートしたワクチン接種が、全市町村で7月末までに完了する見通しを明らかにした。

 厚生労働省と総務省が21日に公表した調査では、1自治体が7月末に終えられないと回答。その後、完了のめどが立ったと県が報告を受けたという。

 県内の高齢者67万3838人(1月1日現在の住民基本台帳人口)のうち、1回目を接種したのは28日時点で6万579人(9・0%)。2回目を接種した高齢者は3609人(0・5%)にとどまる。

 県内で2月に始まった医療従事者への接種では、4万8812人が2回目の接種を終了。対象者(約8万人)の約61%となった。

 会議後の記者会見で、冨永悌二東北大病院長は「今はワクチン接種を進め、次の感染の波を乗り切ることが重要だ」と指摘。「打ちたくない高齢者もいるというが、感染すると周囲への影響が非常に大きい。(1回で終わりではなく)2回目の接種も必要だ」と呼び掛けた。

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