利府町、市制移行を目標に 町総合計画に盛り込む

 宮城県利府町は今後10年間のまちづくりの指針となる町総合計画(2021~30年度)を策定し、市制移行を長期目標に盛り込んだ。市制の人口要件は5万だが、住民基本台帳に基づく町人口は3万6027(20年12月現在)で約1万4000の増加が必要。人口減少社会の中で「野心的な目標」(熊谷大利府町長)を掲げた。

 利府町の人口は、県内町村では柴田町の3万7598に次いで多い。近年は、15年12月で3万6393と横ばい傾向が続く。

 総合計画は30年の将来人口について(1)合計特殊出生率を18年の1・34から1・6に向上(2)子育て世帯を約600増加(3)10~19歳の男女と20~24歳の女性の社会減を20%抑制-などの目標達成で増加を図るとした。

 30年の目標人口は3万8800。その後も増加ペースの維持をうたい、人口要件の緩和に関する動向も注視しながら、今世紀後半の5万人実現を見据える。

 熊谷町長は「利府は仙台のベッドタウンで(地元に対する)町民意識が低い側面がある。高い目標を立てることで職員と町民が協働でまちづくりに取り組み、その過程でシビックプライドを醸成していきたい」と市制移行を目指す意義を強調する。

 総合計画は町ホームページで公開。町役場でも閲覧できる。

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