阪神・佐藤輝の活躍待つ祖父母「仙台でも場外ホームランを」 11日から楽天戦

佐藤輝からプレゼントされた阪神ジュニアチームのウインドブレーカーを手にする勲さん(左)と美智恵さん
3月27日のヤクルト戦でプロ初本塁打を放ち笑顔を見せる佐藤輝

 楽天生命パーク宮城(仙台市)で6月11日に始まるプロ野球セ・パ交流戦東北楽天-阪神3連戦を、宮城県村田町の佐藤勲さん(82)、妻の美智恵さん(82)が心待ちにしている。夫妻は阪神のドラフト1位ルーキー佐藤輝明内野手(22)の祖父母。既に本塁打を10本以上放つなどの活躍で注目を集める孫に、球場で声援を送るつもりだ。

 佐藤輝の父は村田町出身で、1991年に柔道講道館杯86キロ級を制した関西学院大准教授の博信さん(54)。佐藤輝は少年期を兵庫県西宮市で過ごした。夫妻にとっては初孫。高校生まで毎年、盆と正月に勲さん方を訪れていた。

 勲さんは74年に地元の少年野球クラブを創設し、初代監督も務めるほどの野球好き。佐藤輝にも野球を勧め、小学1年時からは村田を訪れるたびに丸1日練習に付き添った。「テル(佐藤輝)は練習を嫌がることはなかったし、教えるごとに成長した」と振り返る。

 6年時には阪神のジュニアチームに選出された。甲子園出場はかなわなかったが、進学した近大では1年から中軸として活躍した。昨秋の4年時には関西学生リーグの通算最多本塁打記録を更新した。

 勲さん夫妻が最後に会ったのは昨年10月18日。学生リーグの本塁打記録を更新した神戸市での試合の後だった。新型コロナウイルス感染拡大もあり、プロ入り後は主にメールで連絡を取り合う。

 佐藤輝は5月28日の交流戦西武戦で、セ新人としては58年の長嶋茂雄さん(巨人)以来の1試合3本塁打を記録した。4月9日の横浜戦では場外本塁打を放ち、ホームランボールを勲さんにプレゼントすると約束している。

 阪神入団まで東北楽天を応援していたという勲さんは「東北楽天戦でもテルに場外ホームランを打ってほしい。横浜でのホームランボールも再会時にもらえるかな」と笑みを浮かべた。

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