羽生結弦選手、田んぼアートに 2年ぶり挑戦、7月上旬にも見頃

田んぼアートの完成イメージ図

 宮城県角田市の住民グループ「西根田んぼアートを楽しむ会」は今年、フィギュアスケート男子で冬季五輪を連覇した仙台市出身の羽生結弦選手(ANA、宮城・東北高出)を、2年ぶりに描く。コロナ禍で疲弊した地域の再生を願い、航空自衛隊松島基地(東松島市)の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」や、不死鳥もモチーフにする。

 観賞用の稲6色や古代米3品種などで角田市高倉地区の水田縦70メートル、横95メートル、計約50アールを彩る。7月上旬にも見頃となる。

 羽生選手の図柄は、2018年平昌五輪のフリープログラム「SEIMEI」でのポーズ。右足首にけがを負いながらも金メダルを獲得した不屈の精神を表現する。不死鳥は地域の再生を表し、ブルーインパルスは東日本大震災から復興した被災地の象徴だ。

 楽しむ会は19年に初めて羽生選手をモチーフに選び、約3万5000人の見物客を集めた。昨年も再び羽生選手を描く予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止した。

 現在はモチーフの輪郭を示す線の設置作業などを進めており、5日に田植えをする。楽しむ会事務局長の目黒輝芳さん(75)は「田んぼアートの復活は地域の願い。住民だけの楽しみとせず、羽生選手ファンにも見てもらいたい」と話す。

 19年は希望者ら約200人が田植えをしたが、今年は地区住民のみで行う。作品は水田近くの展望台から眺めることができ、楽しむ会は密集を避けて見学するよう呼び掛ける方針。

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