コロナ対策 宮城県が5店に認証マーク 専用の2割増し食事券発行へ

入り口のドアに認証マークを貼る大葉店長=仙台市青葉区の「創作料理居酒屋 真都~マツ~」

 新型コロナウイルス対策を徹底する飲食店を独自に認証する新制度を始めた宮城県は3日、仙台市内などの5店に認証マークを交付した。認証店が1000店に達する見込みの7月中旬をめどに、県は認証店専用の2割増し食事券を発行する。今後は民間業者にも委託し、認証を加速させる。

 青葉区の「創作料理居酒屋 真都~マツ~」では、大葉敬太店長(30)が県職員から受け取った認証マークを入り口ドアに早速貼った。「うれしい。お客さんに安心して来ていただける」と声を弾ませた。

 昨年5月の開店以降対策を重ねた同店は、二酸化炭素濃度センサーを今年3月に購入したが、県の補助金は5月8日以降でないと対象外。大葉店長は「早く対策した店が補助を受けられないのはおかしい」と注文も付けた。

 県は、現地調査の一部も報道陣に公開した。職員2人が青葉区の「古々(ここ)がみそ一番町店」を訪ね、席の間隔や間仕切りの状況など36項目の基準を満たしているか確認。「二酸化炭素濃度はお客さんの目線の高さで測ってください」などとアドバイスした。

 藤舘崇文店長(36)は「基準は多すぎるくらいがいい。経営は厳しいが、努力をアピールできればもっと足を運んでもらえるはずだ」と認証制度に期待した。

 県によると、3日までに255店の申請があり、うち69店を調査した。認証店は県のホームページで順次公表する。担当者は「助言もするので、あまり構えずに申請してほしい」と話した。

座席の間隔を確認する県職員=仙台市青葉区の「古々がみそ一番町店」
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