<宮城県高校総体>各競技の優勝争いを展望 主会期5~7日

 第70回宮城県高校総合体育大会は主会期の5~7日、県内各地で熱戦を繰り広げる。7月24日~8月24日の全国高校総合体育大会(北信越インターハイ)を目指して戦う各競技の優勝争いを展望する。

<バレーボール> 
(大崎市田尻総合体育館ほか)

 男子は1月の全日本高校選手権で8強入りした仙台商と、昨年度は1、2年生に主力が多かった東北が激しく争う。古川工、仙台育英が上位をうかがう。女子は全日本高校選手権で準決勝まで進出した古川学園が優位。利府、常盤木学園、仙台商が追う。

<バスケットボール>
(セキスイハイムスーパーアリーナ)

 男子は昨年の全国高校選手権で優勝した仙台大明成の競技力、選手層の厚さが突出している。同大会に出場した東北学院が続き、利府、東北が上位進出を狙う。女子は聖和学園、仙台大明成が優勝争いの軸。尚絅学院、名取北が続く。

<ソフトテニス>
(仙台市青葉山公園庭球場ほか)

 団体は3月の全国選抜大会で男女そろって優勝した東北が圧倒的。男子は聖ウルスラ学院英智、女子は常盤木学園と東北生活文化大高が追う。個人も東北が強く、男子は佐藤駿丞、佐藤亜結夢組(東北)が優勢。女子は細田美帆、下山香凜組(同)に力がある。

<サッカー>
(県サッカー場ほか)

 強豪の仙台育英に聖和学園がどこまで迫れるか。注目株は世代別の日本代表候補になったMF島野怜(仙台育英)。180センチ超の長身と広い視野を武器に、1年から主力として活躍する。女子は常盤木学園、聖和学園、仙台大明成の三つどもえの争い。

<ラグビー>
(5月29日~6月7日・石巻総合運動公園フットボール場ほか)

 高校日本代表候補のフランカー最上太尊など選手層の厚い第1シード仙台育英の力が抜きんでている。第2シード佐沼は仙台育英とともに今春の全国選抜大会に出場。FW千葉響主将を中心とした粘り強い守備に定評がある。バックスの走力が高い石巻工や利府が追う。

<卓球>
(仙台市泉体育館ほか)

 男子団体は古川学園に東北学院が挑む。シングルスは2年の伊藤颯(古川学園)が優勝候補。女子団体は3月の全国選抜大会で8強に進んだ聖和学園が強い。シングルスは2年佐藤清乃(聖和学園)が頂点を狙う。ダブルスは新型コロナウイルス感染防止のため、男女とも3月末に練習が解禁された。練習量が少なく、波乱の展開もあり得る。

<ハンドボール>
(仙台市宮城野体育館ほか)

 男子は6連覇を狙う第1シード利府が中心。3月の全国選抜大会は16強に入った。聖和学園、仙台南、古川工などとの争いになる。女子は35連覇が懸かる第1シード聖和学園と第2シード仙台商が競り合う。仙台南、古川黎明、古川学園などが追う展開。

<柔道>
(石巻市総合体育館)

 団体男子は東北と仙台育英が争う。女子は東北が抜け出し、柴田、古川工が追う。個人戦で男子は100キロ級の高橋幸汰(東北)、81キロ級の大沼朴(仙台育英)、村井凌河(柴田)、女子は52キロ級の青田実久、57キロ級の狩野美空(ともに柴田)が有力。

<相撲>
(宮城相撲場)

 団体で小牛田農林が10大会連続19度目の優勝を狙うが、1年生3人、3年生2人と選手層はかつてほど厚くない。宮城農がどこまで迫れるか。注目株は3年の後藤大翔(小牛田農林)。3月の全国選抜大会は個人で3回戦に進出。押しの強さと器用さを併せ持つ。

<ソフトボール> 
(東松島市鷹来の森運動公園ほか)

 男子は、今春の全国選抜大会ベスト16の白石工と、冬季に打撃力を上げた古川が優勝候補の一角。女子は昨年の新人大会で2年連続優勝した利府に、常盤木学園、東北生活文化大高が挑む展開が予想される。

<ボート> 
(県長沼ボート場)

 男子シングルスカルは県新人大会で活躍した秋山直輝(石巻)、橋本聖(佐沼)らが本命。ダブルスカルは石巻がリードする。かじ付きクオドルプルは塩釜、佐沼、石巻工が有力。女子はシングルスカルが混戦模様で、ダブルスカルは佐沼、石巻、石巻工の三つどもえが予想される。かじ付きクオドルプルは優勢の石巻を佐沼が追う。

<剣道> 
(仙台市青葉体育館)

 男子団体は2月の東北大会を制した仙台育英に、小牛田農林などが挑む。個人は小松凜(小牛田農林)と渡会剛生(仙台育英)を中心とした争い。女子団体は聖ドミニコ学院が頭一つ抜け、古川が台風の目になりそうだ。個人は小山結衣、山下紗知(ともに聖ドミニコ学院)に力がある。

<フェンシング> 
(気仙沼市総合体育館)

 男子団体は優勝候補筆頭の仙台城南を仙台三、仙台一、仙台南が追う。個人フルーレは米倉尚輝(仙台城南)と川村海以(気仙沼)を中心とした争いになる。女子団体は全国選抜大会8強の気仙沼が頭一つ抜ける。仙台三、仙台南、仙台二がどこまで食い下がれるか。個人フルーレは千葉穂波(仙台城南)が有力だ。

<レスリング> 
(仙台城南高)

 団体は男子の仙台城南のみ出場。ともに3月の全国選抜大会を経験した55キロ級の金浜一樹、65キロ級の大石優翔に注目。片足タックルからの展開を得意とする金浜は全国でも上位が狙える。唯一の女子選手、48キロ級の川本千会子(仙台向山)は小学生の時から競技を続けている経験が強みだ。

<軟式野球> 
(石巻市民球場ほか)

 主会期前に開幕し、尚絅学院、東北学院、仙台育英、仙台商が4強進出を決めている。

<重量挙げ> 
(柴田高)

 男子団体は柴田を宮城農と石巻が追う。個人はともに今春の全国選抜大会で入賞した81キロ級の小野光琉(宮城農)、96キロ級の相馬来輝(柴田)が有力。女子団体は柴田と宮城農の一騎打ち。個人は49キロ級の鈴木野乃佳(柴田農林)に注目。76キロ超級は三浦虹胡、工藤朋佳(ともに宮城農)がハイレベルな争いを繰り広げる。

<ヨット> 
(閖上ヨットハーバー)

 2人乗りの男子420級は、県新人大会優勝の仙台二を軸に石巻、気仙沼向洋が競る。女子の420級は層の厚い塩釜が4連覇を狙い、石巻などが追う。個人のレーザーラジアル級は男女とも混戦模様。

<登山> 
(北蔵王ほか)

 男子は、頭脳系と実技の両面で実力が伯仲する多賀城と白石が優勝を争い、古豪宮城工が追う展開。女子は、昨年の県新人大会で最優秀校に選ばれた宮城一、部員50人以上の強豪仙台三桜がともに頂点を狙う。

<弓道> 
(県弓道場)

 男子団体は昨年の県新人大会で優勝した泉が本命で、それを宮城工が追い掛ける構図。女子団体は優位に立つ仙台三を聖和学園と尚絅学院が追走する。個人はいずれも混戦の様相を呈している。

<ボクシング> 
(宮城農高)

 ライトフライ級は3月の全国選抜大会に出場した斎藤聖覇(宮城農)が軸。フライ級は安中陸人(仙台三桜)、バンタム級は布袋聖侑(宮城農)が有力。ライト級は白鳥我空と平井純粋(ともに宮城農)が争う。ライトウエルター級は菊田潮(宮城農)が強い。団体は宮城農と仙台三桜がぶつかる。

<なぎなた> 
(仙台市宮城野体育館)

 個人は昨秋の県新人大会を制した水尻祥子と2位の太田代歌織の仙台育英勢が中心。同じく仙台育英の木村日南と佐々木珠里(古川黎明)がどこまで食い込めるか。演技は水尻、太田代組に古川黎明の阿部愛奈、佐々木組が挑む。団体には古川黎明と仙台育英が出場する。

<空手> 
(角田市総合体育館)

 男子団体組手は仙台育英と宮城水産が優位に立ち、東北学院と登米総合産が追う。個人は混戦模様。形は佐久間航大(仙台城南)と木村碧那(東北学院)が競る。女子団体組手は聖和学園、石巻市桜坂、石巻好文館の三つどもえ。個人は斎藤愛萌、児玉真依(ともに聖和学園)が有力で、形は鈴木遥名(聖和学園)が本命視される。

<少林寺拳法> 
(塩釜高)

 男子の組演舞は工藤葵、芝田壮組(東北)が有力。単独演舞は芝田が強い。女子の団体は東北、塩釜、仙台一が争うが、東北が優勢か。組演舞は東北に塩釜が挑む。単独演舞は全国選抜大会に出場した遠藤未来呼(東北)が優勢。

<アーチェリー> 
(秋保森林スポーツ公園)

 男子団体は東陵、仙台工、登米総合産、仙台高専名取が競う。個人は今春の全国選抜大会に出場した猪又輝瑠(東陵)が優勝候補。女子は佐藤春香(東陵)が強い。

<カヌー> 
(鳴瀬川カヌーレーシング競技場)

 男子カヤックシングルは佐々木海巳が軸で、同ペア、同フォアも中新田勢がリードしそう。男子カナディアンシングルも中新田の菅原憂が抜けている。女子カヤックシングルは藤村真帆(石巻商)に伊沢朋花(登米)が挑む構図。ペアは登米と石巻商の争いが予想され、フォアは登米が強い。

<ライフル射撃> 
(県ライフル射撃場)

 男子ビームライフル団体は仙台育英、個人は柴田飛延(東北)が強い。ビームピストルは全国選抜大会で入賞した東北生活文化大高の鈴木孝太、田村響の一騎打ち。女子ビームライフル団体は仙台育英、個人は菅原志唯奈(東北)が有力。ビームピストルは武市愛理(仙台育英)が有力。

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