「バラ寺」甘い香りに包まれて 大輪の花、今が見頃

色鮮やかな花が咲き誇るバラ園

 「バラ寺」として知られる宮城県松島町の円通院で、バラの花が最盛期を迎えた。境内にある約230平方メートルのバラ園には約100種類、約200本が育ち、色とりどりの花と甘い香りが参拝客を楽しませている。

 バラ愛好家の瀬戸暁嗣さん(67)=利府町=が職員として手入れを担当。お薦めは450年以上前から欧州で栽培されている「ロサ・ガリガ・オフィキナーリス」で、咲き始めは赤みが強く、次第に淡いピンク色に変わるという。

 バラのピークは今月下旬までだが、剪定(せんてい)や肥料管理により12月まで咲き続けるようにする。瀬戸さんは「一つ一つの花が大きく、色もあでやかに育った。バラを眺めて新型コロナウイルス下でふさぎがちな心を癒やしてほしい」と語る。

 円通院にある三慧殿(さんけいでん)の厨子(ずし)には、仙台藩家臣の支倉常長が持ち帰ったとされる洋バラが描かれている。その歴史にちなみ、戦後にバラ園を造成した。

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