東北楽天6連勝、交流戦首位に浮上

 東北楽天は4年ぶりの6連勝で今季最多の貯金10。交流戦首位に浮上した。
 0-1の四回に島内のソロで追い付き、五回に鈴木大と岡島の適時打で勝ち越した。七回に代打内田の2点打で突き放した。先発岸が6回2失点で3勝目。七回から継投策で、九回を締めた松井が18セーブ目。
 中日は先発柳が七回途中5失点と崩れて2敗目。打線は二回1死満塁など序盤の好機を生かせなかった。

▽勝 岸10試合3勝4敗
▽S 松井31試合1敗18S
▽敗 柳11試合5勝2敗
▽本塁打 福田3号(1)(岸)島内9号(1)(柳)

岸が復調、3勝目 「自分を信じて」力投

 東北楽天の先発岸が長いトンネルを抜けた。毎回のように走者を許しながら6回2失点で、約2カ月ぶりの白星。本拠地では今季初勝利の3勝目を挙げ、お立ち台では「しんどかった」と本音を漏らした。1軍の登板は自身4連敗を喫した5月25日の巨人戦以来、2週間ぶり。「自分を信じて投げる」との一心でマウンドに上がり、立ち上がりは伸びのある直球で押した。
 四回、先頭福田に右翼ポール際に先制ソロを浴びたが、「落ち込んでいる場合ではない」と切り替えた。吹っ切れたかのように投球のテンポを上げ、3人を空振り三振で仕留めた。
 勝ち星から見放され、心と技術がかみ合わなくなっていた。「勝ちたい気持ちが強過ぎて力み、フォームが狂っていった」。決め球にも使うチェンジアップを自在に操れなかった。だが、フォームのバランスなどを修正し、「『これかな』というのにたどり着いた」と自信を取り戻した。
 岸がマウンドを譲った七回以降、救援陣とバックが奮闘した。大きかったのは1点差に迫られた七回のプレー。2死三塁、福留の打球が2番手酒居のグラブをはじいたが、二塁浅村が素早く反応してさばき、岸の勝ち投手の権利を守った。
 攻守がかみ合った今季最多の6連勝。岸の復調はチームの大きな追い風だ。
(佐々木智也)

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