孫・佐藤輝の勇姿、バックネット裏で見守る

 プロ野球セ・パ交流戦東北楽天-阪神1回戦が11日、仙台市の楽天生命パーク宮城であり、阪神のドラフト1位ルーキー佐藤輝明内野手(22)の祖父母で、宮城県村田町の無職佐藤勲さん(82)、美智恵さん(82)夫妻が孫の勇姿を見届けた。

スタンドから佐藤輝の活躍を見守る勲さん、美智恵さん夫妻

 佐藤輝は5番・右翼で先発。夫妻は「孫に用意してもらった」というバックネット裏観客席で応援した。
 夫妻は佐藤輝が打席に入るたび、同選手の名前が入った応援タオルを掲げ、食い入るように見詰めた。チームが逆転に成功して1点リードの六回2死、中安打を放つと拍手して喜んだ。
 佐藤輝は夫妻にとって初孫。兵庫県西宮市で少年期を過ごし、高校まで毎年、盆と正月に佐藤さん方を訪れた。最後の再会は昨年10月、関西学生リーグの通算最多本塁打記録を更新した試合の後だった。勲さんは「プロに入り、体が一回り大きくなった」と久々に見る孫の姿に目を細めた。
 球場では、佐藤輝のユニホームを着た阪神ファンの姿も目立った。勲さんは「スイングするたびに拍手が起こって、ありがたい気持ちになった。このまま一歩ずつ、着実に進んでほしい」とさらなる成長を願っていた。

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