仙台市消防音楽隊が制作し、インターネットで公開中の啓発動画「連続消防ドラマ 万沢直樹」が話題となっている。大ヒットした銀行が舞台のテレビドラマの名シーンをアレンジし、119番する際の注意点などを教える内容。登場人物を徹底的にまねた消防局職員の熱演が「クオリティーが高すぎる」と評判で、4月30日の公開以降、再生回数は1万回を超えている。
啓発動画は約10分間で、3月の定期演奏会の映像に挟み込み、動画投稿サイト「ユーチューブ」の市公式チャンネル「せんだいTube」で公開している。
主人公・万沢が険しい表情で消防指令センターに乗り込むと、待っていたのは白いもみあげが特徴の「頭取」とグレーのスーツ姿の「常務」。万沢が作った119番のポイントをまとめた啓発リーフレットの公表を巡り、激しく対立する。
公表を強く迫る万沢の前に現れたのは邪魔をたくらむ「幹事長」。ひるまず啓発の意義を主張した万沢が「あなたは消防広報の邪魔者だ」と批判すると土下座を要求され、拒否した万沢が「3人まとめて119倍返しだ」と声を張り上げる。
せりふの端々に「携帯電話から通報する際はGPS機能を有効にする」「病院受診を迷ったら『♯7119』で相談できる」などのアドバイスを盛り込んだ。
撮影は業務への支障が少ない日曜に消防局庁舎(青葉区)で実施。4人の登場人物は、プロデューサーを務めた職員が消防局内から選抜した職員が演じた。
「頭取」は音楽隊でトロンボーンを演奏する佐々木健副隊長。「ドラマを何度も見て研究した」といい、見た目だけでなく、声や表情も徹底的にまねした。
公開中の映像は啓発動画に続き、音楽隊によるドラマ主題歌の演奏が流れる。指揮を務めた鵜沼清孝楽長は「普段から音楽を通じた啓発に取り組んでいる。ドラマだけでなく演奏も注目してほしい」と語った。
音楽隊は3年前の定期演奏会から事前に消防連続ドラマを制作し、当日は映像に合わせて演奏するスタイルを取る。住宅用火災警報器の普及を目指した「ノーサイド住警器」「住警器ウォーズ」なども制作した。
鵜沼楽長は「インパクトのある動画は記憶に残りやすく、効果的な広報につながる。今後もドラマ制作を続けていく」と話した。
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