オスプレイは「予防着陸」 米軍、山形空港で機体整備

2機目のオスプレイ(奥)が到着し、担当者が予防着陸した機体のプロペラ部分を念入りに確認した=15日午後1時30分ごろ、東根市の山形空港
山形空港に止まったオスプレイ=15日午前7時50分ごろ
予防着陸した機体(手前)を残し、整備を中断して飛び去るオスプレイ=15日午後5時20分ごろ、山形空港

 米軍横田基地の輸送機CV22オスプレイが14日に山形空港(東根市)に緊急着陸したのは、パイロットが通常と異なる兆候を察知し、事故を防ぐ「予防着陸」だったことが15日、分かった。東北防衛局などが明らかにした。同日午後1時半には基地から新たにオスプレイ1機が到着し、米軍の担当者約5人が駐機中の機体の整備に当たった。

 米軍の担当者は両翼とプロペラの接続部分を整備。部品の一部を外した機体を残し、午後5時20分ごろに空港を離れた。

 防衛省は機体の不具合部分や今後の見通しを米軍に確認中。吉村美栄子山形県知事は同日、政府が米軍に原因解明や非常事態時の速やかな情報提供などを求めるよう東北防衛局に要請した。

 空港周辺には大勢の住民が集まった。同県大江町の無職大谷茂家さん(71)は「撮影に来た。事故が起きないか少し心配」と話した。

 東北防衛局などによると、14日夕に2機が次々と山形空港に着陸し、1機は同日夜に離陸した。けが人はおらず、民間機への影響もないという。 

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る