<いぎなり仙台>緑サイコー! 「ゴルフ場」(泉国際ゴルフ倶楽部)/良質な芝 プレー下支え

グリーンの芝を確かめる牧山さん

 青々とした芝が一面に広がる。吹き抜ける風は既に、夏の空気をはらんでいるようだ。泉国際ゴルフ倶楽部(仙台市泉区)は、4月に日本人で初めてマスターズ・トーナメントを制した松山英樹選手(29)が東北福祉大在学中に練習を積んだコースだ。

 牧山正人さん(50)はコースの芝を管理するグリーンキーパーとして、11人のスタッフをまとめる。作業は丸一日かかる。午前5時半からコース状況を確認し、一日の作業を決める。

 メインは夏から秋にかけて1日に約1センチ伸びるという芝の刈り込み。芝刈り機で長さ3・5ミリに統一し、ゴルフボールの転がりが良い芝を維持する。

 特に大変なのは、ティーグラウンドやグリーンなどで使用される寒冷地仕様の芝の管理だ。夏場は気温30度を超えると弱り、雨が続けば根腐れを起こす可能性も高まる。「観察力、対応力が求められる仕事」と牧山さんは話す。

 新型コロナウイルスの影響が広がるが、少人数で楽しめるゴルフの競技人口は増加傾向にあるという。もちろん、松山選手の優勝も追い風になっている。牧山さんは「特に若い人に面白さを知ってほしい。それを裏から支えたい」と期待を込める。(斎藤大輝)

[メモ]1977年開場。高低差が約20メートルとフラットな林間コースで、18ホールのほとんどでティーグラウンドからピンが見える見晴らしの良さが特徴。仙台市泉区根白石花輪山1。連絡先は022(379)3333。

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