夏のサン・ファン号、今年で見納め 夕日との共演美しく

夕日を背に浮かび上がるサン・ファン号のシルエット=午後6時55分ごろ

 昼の時間が最も長いこの時期、宮城県石巻市月浦で係留展示されている木造復元船「サン・ファン・バウティスタ号」は、一年で最も美しいとされる夕景に包まれている。船は今秋から解体される予定で、夏の姿は今年で見納めとなる。

 日没約5分前の17日午後6時55分ごろ、宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)のスタッフの案内で、復元船を船尾側から撮影した。

 同館企画広報課長の高橋正法さん(36)は「この時期はガレオン船(帆船)の特徴的な船尾のシルエットが夕闇に浮かぶ光景を見られる。宮城の風土や400年前の歴史と地続きにある船の雄姿を、多くの人に見てもらいたい」と来館を呼び掛ける。

 県は本年度から3カ年計画で同館を全面改修する。復元船は朽ちた木材部分を解体除去する一方、マストなど主要部分を保存し、施設内で展示する。

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