白馬「ユニコーン」で映える結婚式に 宮城・大郷

ユニコーンの世話をする吉田さん=宮城県大郷町東成田のえにしホースパーク

 宮城県大郷町東成田の乗馬クラブ「えにしホースパーク」で、毛並み鮮やかな白馬「ユニコーン」が活躍している。乗馬用としてだけでなく結婚式の記念撮影などにも一役買い、利用者に「一生の思い出になる」と歓迎されている。

 ユニコーンは14歳の雌。北米原産のアパルーサ種で、北海道の牧場から、約10年前に買い取った。

 おとなしく、乗用馬として人を落としたことがないことなどから、7年前から撮影用として人に慣らすための調教をしている。過去にアイドルグループのミュージックビデオに出演したこともあったという。

 5月下旬、ユニコーンに乗りウエディングフォトを撮影した宮城県大和町の会社員芳賀三斗美(さとみ)さん(25)は「白馬に乗るのが憧れだった。絵になるし、忘れられない思い出になった」と話す。

 ユニコーンはホースパークであった結婚式で、新郎の隼人さん(27)を乗せて登場。式中も静かに、新郎新婦を見守った。芳賀さんは「ユニコーンはとても落ち着いて微動だにせず、肝が据わっていた」と振り返る。

 ホースパークでは、ユニコーンを含む約5頭を撮影用として飼育している。背景には、乗用馬の多くが、けがをしたり足腰が弱ったりして、いずれは予後不良になる現実がある。

 チーフインストラクターの吉田瑛摩さん(32)は「馬にとって、人に見てもらうことも大切な仕事。馬が生きがいを持ち、健やかに過ごせるようにしたい」と見守っている。

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