茂木上向き決勝打 タカを3タテ、4連勝

6回東北楽天無死一、三塁、茂木が左前適時打を放ち3-2と勝ち越す(佐藤将史撮影)

 東北楽天は接戦を制し、今季3度目の4連勝。

 打線は四回、浅村の左越えソロと銀次の適時打で2点を先取。2-2の六回、茂木の適時打で勝ち越した。先発滝中は粘りの投球で六回途中2失点。2番手安楽が打線の援護を受けて3勝目を挙げ、九回を締めた松井が21セーブ目。

 ソフトバンクは3連敗。六回途中に2番手で登板した田浦が窮地をしのげなかった。

▽勝 安楽27試合3勝
▽S 松井36試合2敗21S
▽敗 和田13試合4勝5敗
▽本塁打 浅村6号(1)(和田)

岡島の助言で打撃修正

 東北楽天がソフトバンクを相手に同一カード3連勝を飾った。「まさか3タテできるとは」。先制弾の浅村も驚く。打のヒーローは2日連続の決勝打を放った茂木だ。

 2点を追い付かれた直後の六回。無死一塁で岡島が右前へ運ぶと、一走島内がヘッドスライングで三塁を陥れた。「島内さんの好走塁で打撃に集中できる形になった」。茂木は代わったばかりの左腕田浦の直球を左前に鋭くはじき返し、相手に傾きかけた流れを引き寄せた。

 3連戦は11打数6安打5打点と絶好調。全試合で適時打を記録し、勝負強さを発揮した。「バットのいいところに当たった」と、この日の勝ち越し打も納得の一打だった。

 岡島の助言で自分の打撃を取り戻した。「肩の力を抜いて楽に構えた時、すごくいい形で振れている」。先輩から受けた一言をきっかけに、狂いが出ていたスイングの軌道を修正した。

 今カード前、ソフトバンク戦は1勝4敗3分け。昨季も9勝15敗と苦杯をなめていた。直接対決に3連勝し、並んでいたゲーム差を一気に3に広げた。

 2試合連続で1点差の接戦を制し、しぶとさが出てきた。石井監督は「うちはロースコアゲームで競り勝つチーム。こういうところで力を付けていけばいい」と選手の成長を感じ取っていた。(佐々木智也)

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