仙台商高 野球部100周年 記念試合で全力プレー

7回裏、仙台商高の及川満貴内野手が5点目のホームを踏み、沸くスタンド

 仙台商高野球部の創部100周年記念試合が27日、仙台市民球場であった。学法石川高(福島)に5-8で敗れたが、約700人のOBらは選手の全力プレーに大きな拍手を送った。

 仙台商は一回に3点を先取。しかし、三回に1点を返されると、四回には6点を奪われた。七回、2点を返したが後続を断たれた。

 スタンドのOBや保護者らは伝統の赤いシャツに身を包んで選手を鼓舞した。試合前には半世紀以上歌い継がれる部歌「ファイト仙商」を手掛けたOB篠田次郎さん(88)=東京都=が始球式を行った。

 仙台商高野球部は1921年創部。これまで春夏合わせて甲子園に4度出場。元プロ野球ヤクルトの八重樫幸雄さん(70)=横浜市=ら3人がプロ入りした。

 八重樫さんは「100年続く野球部は全国でもなかなかない。甲子園に行く学校にふさわしい伝統をつくってほしい」と期待した。松本陽葵(はるき)主将(3年)は「たくさんの応援の中で勝利できず力不足を感じた。節目の年に先輩と並ぶ歴史をつくりたい」と意気込んだ。

 同日はOBの水沼武晴前監督が指揮を執る東北生活文化大高も学法石川高と対戦した。

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る