仙台の大規模会場、7月19日から夜間接種 18歳以上の全県民対象

JR仙台駅東口の大規模接種会場「東北大(宮城県・仙台市)ワクチン接種センター」

 宮城県は28日、東北大や仙台市とJR仙台駅東口のヨドバシカメラ仙台第2ビル(仙台市宮城野区)に設置した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場で、7月19日から県内全市町村の希望者に夜間接種も始めると発表した。仕事帰りなどの接種を想定し、あらゆる年齢層の接種加速を図る。

 夜間接種は平日の午後6~9時で、1日500回接種できる。接種券が届いた18歳以上が対象で、予約開始日は未定。

 東北大病院と県看護協会から、医師や看護師のさらなる派遣協力を得て実現した。日中を加えると、1日最大3500回の接種能力になる。

 仙台市は、教職員や保育士らへの優先接種の協力を市民に求めている。村井嘉浩知事は28日の定例記者会見で「希望した人、全て平等に受け入れる」と説明。「仙台市とよく調整した」と強調し、「早く打ちたい人は大規模会場に申し込んでほしい」と呼び掛けた。

 同会場での日中の接種は7月1日から全市町村に対象を拡大する。6月28日正午から電話予約が始まったが、県によると、初日は7月1~9日の計1005件を受け付けたという。

 6月21日に1回目の接種を終えた村井知事は「社会全体を守るという一人一人の責任があり、身近な人を守ることにつながる。できれば接種してほしい」と述べた。ワクチンに関するデマの流布を指摘し、「市町村や県、国が発信する正しい情報を基に、本人の意思で接種を判断してほしい」と述べた。

 感染力が強く、ワクチンの効果を弱める可能性が指摘されるL452R変異株が27日、県内で始めて確認された。村井知事は「今後、感染が広がる可能性は十分ある」と注意を促した。

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