一般質問で説明パネル導入 宮城県議会、6月定例会から

一般質問でパネルを手に質疑に立つ高橋氏(中央)

 宮城県議会は6月定例会から、一般質問などで議員が質疑する際、写真やグラフを載せたパネルの使用が可能になった。29日の一般質問最終日で高橋宗也氏(自民党・県民会議)が先陣を切った。

 高橋氏は、東日本大震災で犠牲となった子どもたちを追悼する地元東松島市の「青い鯉(こい)のぼりプロジェクト」の写真が印刷されたパネルを掲げ、「震災伝承の原点で風化の防止につながる」と強調。6日開館した「みやぎ東日本大震災津波伝承館」(石巻市)に、関係者への研修や館内で流れる映像の充実を訴えた。

 上下水道と工業用水の20年間の運営権を民間に一括売却する「みやぎ型管理運営方式」では、人口減少に伴う水需要や供給単価の推移を示すグラフを提示。「このままいけば人口と需要の減少で経営が悪化し、県民の生活を圧迫する」と導入に理解を示した。

 村井知事は終了後、「現場や実態を想像しやすく、良い試みだ」と評価した。

 県議会は昨年12月、情報化推進検討会議を設置。協議内容を取りまとめ、今年5月の議会運営委員会でパネル導入を申し合わせた。

 申し合わせによると、パネルはA3判からA1判で、本会議や予算特別委員会などで1人3枚程度使える。議会の出席者や傍聴者にも写しを配布できる。

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