仙台市の個別接種、新規の予約停止 大規模会場は継続

 仙台市は5日、新型コロナウイルスワクチンの個別接種に関し、新規予約受け付けを6日から当分の間、一時停止すると発表した。米ファイザー製ワクチンの8月以降の供給が見通せないため。市内21カ所で実施している集団接種も新規の予約枠を設けない。

 市によると、5日と12日の週に国から供給されるファイザー製ワクチンは、市が要求した128箱(14万9760回分)に対し、66箱(7万7220回分)にとどまる。19日と26日の週も280箱(32万7600分回)を求めたが、2割程度の64箱(7万4880回分)しか届かないという。
 市は1回目の接種を終えた市民が2回目を支障なく受けられるには、新規の予約をいったん止める必要があると判断した。個別接種を実施する医療機関を対象に、現時点の予約件数やワクチン保有状況などの緊急アンケートを実施し、予約を入れた市民が予定通り接種できるかどうか調べる。
 市ワクチン接種推進室の横野幸一郎室長は「ワクチンの安定供給が見通せず、予約を止めざるを得なくなった。市民に迷惑を掛けて申し訳ない」と語った。再開時期は市のワクチン接種専用サイトで案内する。
 同様にファイザー製を使用する集団接種は7月末まで予約枠に空きがなく、8月以降は受け付けをしていない。市が県、東北大と開設したJR仙台駅東口の大規模接種会場は、米モデルナ製ワクチンのため、予約受け付けを継続している。

新規予約の受け付け停止を伝える市の専用サイト
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