「優先対象以外は待って」 仙台市長、ワクチン接種で呼び掛け

郡和子仙台市長

 郡和子仙台市長は28日の定例記者会見で、59歳以下の新型コロナウイルスワクチン接種を巡り、教職員や保育施設従事者、基礎疾患を抱える人らを優先すると説明し、それ以外は「申し訳ないが、今しばらく(予約や接種は)お待ちいただきたい」と呼び掛けた。

 県はJR仙台駅前の大規模接種の対象者を全県民に拡大し、優先順位を付けず受け入れる方針だが、郡市長は市民に優先順位を守るよう自制を求めた。「自治体がそれぞれに決める優先順位を知事が統一的に言うことは難しい(から言わない)のだろう」と述べた。

 65歳以上の高齢者の1回目接種率が23日時点で62・2%になり「全国の約51%に比べ数字がいい。順調に進んでいる」と強調した。

 東京五輪の事前合宿地に入ったウガンダ選手団から2人陽性が判明したことには「水際対策として国が責任を持って対策を講じるべきだ。受け入れ自治体の保健所が対応するのは大変きつい」と警戒感を示した。

 1期目の任期最後となった市議会6月定例会を振り返り「(市長に就任した)4年前はさまざまな声が飛び交ったが、市議会と手を携えつつ市政を前に進めてきた」と手応えを語った。

 同定例会で大多数の会派が要望した小中学校トイレへの生理用品の配置に関しては「そうあるべきなのだろうが、困難を抱えた子どもの支援策などを考え、養護教諭にも話を聞いた上で判断したい」と話した。

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