東北楽天・田中将、無念の球宴欠場 震災から10年の節目

東北楽天の田中将

 東北楽天の田中将と浅村が体調不良で、日本ハムの近藤が急性胃腸炎のため、17日のオールスターゲーム第2戦(楽天生命パーク宮城)を欠場した。3選手は16日の第1戦も欠場していた。
 東北楽天によると、田中将と浅村は15日に新型コロナウイルスワクチンの2度目の接種を受け、副反応が出ているとみられるという。日本ハムによると近藤は副反応ではない。野球協約の規定により、オールスター戦に選出された選手が辞退すると後半戦の最初の10試合に出場できないが、ワクチンの影響による体調不良の場合は特例として適用を免除することが決まっている。

 東北楽天の田中将は、東日本大震災があった2011年以来となる仙台での球宴を心待ちにしていただけに無念の欠場となった。
 田中将は今季、米大リーグから8季ぶりに復帰。震災から10年という節目の球宴出場に「選手としてオールスターに選ばれることはもちろん光栄なことだが、今年は特に、仙台で開催されるとあって選ばれたいという思いが強かった」と話していた。
 東北楽天の創設後、仙台で開催された2度の球宴(07、11年)では、ともに先発投手を務めた。今回も体調が万全であれば先発登板が有力視されていた。背番号18も「ファンの皆さまにワクワクしてもらえるような、野球に夢中になってもらえるような姿を見せたい」と意気込んでいた。
 19日には東京五輪の日本代表の合宿が仙台で始まる。田中将は同じく球宴を欠場した浅村とともにコンディションを整え、悲願の金メダルへ挑む。

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