東京五輪卓球男子シングルスの張本智和(18)=木下グループ、仙台市出身=が26日、初戦の3回戦を快勝し、目標の金メダルに向けて幸先の良いスタートを切った。幼少期から親交が深く、プロ野球中日の梅津晃大投手(25)=仙台育英高-東洋大出=と3人で定期的に食事をする仙台市若林区の会社員橋本悠さん(25)は「夢に向けて、全力で頑張ってほしい」とエールを送る。
橋本さんは小学生時代、張本の父宇(ゆ)さんが教える卓球教室に通った。11歳で辞めた後も、生花業を営む両親が張本の後援会を組織した縁もあり、定期的に連絡を取っている。
年末年始は橋本さんの幼なじみの梅津を交えて食事を楽しむ。「智和君が梅津選手のファンで、3年前から年末年始に集まるようになった。近況を語り合うのはもちろん、試合前の精神の整え方、栄養管理など、アスリート同士の専門的な会話も多い」と話す。
橋本さんから見た張本は「ゲームが好きな普通の高校生で、真面目な性格」という。新型コロナウイルスの流行前、たまには息抜きしてほしいと、橋本さんは遊びの計画を立てた。
「1時間ぐらい練習量を少なくしてもいいのでは」と提案し、当初は張本も乗り気だったが、結局実現しなかった。「智和君にとって卓球の練習は苦ではなく楽しい時間だった。『手を抜きたい』という思い自体が、そもそもなかった」と感心する。
食事会で張本は五輪への思いを何度も口にした。「いつも金メダルを取ると言う。後ろ向きな言葉が出たことは一度もない。とにかくしんが強い」と強調する。
橋本さんは3人の故郷仙台から悲願達成を願う。「親族が戦っているような感覚でこちらまで緊張するが、夢がかなうよう全力で応援したい」と力を込めた。
(狭間優作)
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