山形豪雨から1年 県内の被害額 過去最大400億円

昨年の最上川の氾濫で岸辺(右)が浸水した山形県大江町百目木(どめき)地区。今後は堤防整備が計画されている

 山形県を流れる最上川が4カ所で氾濫し、県内に甚大な被害をもたらした豪雨の発生から28日で1年を迎えた。被災地では河川や道路といったインフラの復旧工事が進む。

 人的被害は重傷1人にとどまったが、被害は県内全35市町村のうち32に及ぶ。県がまとめた最新の被害額は道路・河川関係の約250億円をはじめ計約400億円と、1967年の羽越水害を上回り県内で過去最大。26市町村の住宅777棟も被害を受けた。

 道路は1488カ所、河川は827カ所で損壊などが発生。県は本年度内に復旧工事を終える予定だ。

 国土交通省と県は本年度、最上川の「緊急治水対策プロジェクト」に本格着手した。主な事業は豪雨被害が大きかった村山市と河北、大江、大石田3町での堤防整備など。頻発する自然災害への備えを強める。

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