「298」仙台で4日連続同じ数字が… 観測史上初の記録達成

 7月26~29日の仙台の最高気温は、4日連続で「29・8度」となった。季節的に違和感のない温度だが、4日連続の「ぞろ目」は観測史上初という。
(編集局コンテンツセンター・藤沢和久)

2021年7月の仙台の最高気温

 29日は日の出直後の午前4時52分に最低気温23・6度を記録し、徐々に気温が上がった。最高気温に達したのは午前11時17分。その後は東から南東寄りの涼しい海風が流れ込んだ。ちなみに、7月下旬の最高気温の平均は27.9度。

 仙台管区気象台天気相談所に問い合わせると「(同じ)最高気温が連続した記録は取っていない」と前置きしつつ、「0・1度単位まで同じ気温が続くのは珍しいのではと思う」と話した。

 根拠を求めて気象庁ホームページを探すと、過去の気象データに行き着いた。仙台管区気象台(仙台市宮城野区)が観測を始めた1926年10月から約95年、1日も途切れることなく、3万4635日分の最高気温が残っていた。

 パソコンの表計算ソフトで計算すると、仙台で最高気温が2日連続で同じだったのは501回。3日連続になるとぐっと少なく、1949年3月21~23日の5・4度、2017年2月13~15日の8・2度、そして今回の計3回だった。

 4日連続の例はなく、仙台では観測史上初の記録になった。天気相談所の担当者に考えられる要因を聞くと「台風8号が通過しており、気圧配置は日々変化している。『偶然』としか説明できない(笑)」。

 宮城県への台風の初上陸など、気象の世界では珍しい現象が相次ぐ。放送中のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の気象予報士チームは、さてどんな分析をするだろうか。
(この記事は「読者とともに 特別相談室」に寄せられた情報を基に取材しました)

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