泉区と太白区は初の20%台 仙台市長選の投票率、全区で最低

 仙台市長選の投票率は29・09%と低迷し、2013年の30・11%を1・02ポイント下回り、過去最低を更新した。全5区で最低投票率を記録し、市長選では初めて20%台に落ち込んだ。現職に各党が事実上相乗りした選挙戦は選択肢が乏しく、終始、盛り上がりに欠けた。

 新人4人が争い、国政与野党が激突する構図だった前回17年(44・52%)からは15・43ポイントも下がった。

 新型コロナウイルス対策で両候補は個人演説会や大規模集会を見送り、街頭演説も減らしたため政策論争は低調だった。期間中に東京五輪が開幕し、有権者の関心は高まらなかった。

 区別の投票率は、高い順に青葉30・61%(前回比14・78ポイント減)、泉29・85%(17・57ポイント減)、太白29・39%(15・53ポイント減)となった。泉、太白が20%台に低迷するのは初めて。

 東日本大震災から10年を経たまちづくりの方向性も争点だったが、津波被災地を抱える若林は28・00%(14・70ポイント減)、宮城野は26・31%(14・36ポイント減)。宮城野は市長選で6回続けて5区で最も低かった。

 男女別は男性28・98%(15・26ポイント減)、女性29・19%(15・59ポイント減)。期日前投票は有権者の約8%に相当する6万9377人で、前回に比べ2万8181人(28・9%)少なかった。

仙台市長選 過去の記録
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