夕闇に包まれていく天然芝のグラウンドをカクテル光線が照らす。プロ野球東北楽天の本拠地、楽天生命パーク宮城(仙台市宮城野区)でナイター観戦を楽しめるのは、6基の照明灯が今も現役で立つおかげだ。
当時の県営宮城球場にナイターの灯がともったのは1973(昭和48)年5月、金田正一監督(故人)率いるロッテの準本拠地としての初試合。超満員の観客が詰め掛けた。東北の人たちにプロ野球のナイターを楽しんでもらおうと、仙台市内の企業15社などが出資して興した「東北野球企業」が整備を手掛けた。
球場を囲むように立つ照明灯の高さは約32メートル。緑色に塗装された支柱の上部に丸形の電球が並ぶ。2005年に東北楽天の本拠地となってからも補修を重ねて使われている。
照明灯の近くには大型ビジョンや観覧車が設置され、球場は様変わりした。楽天野球団管理部ボールパーク開発グループの山県大介マネジャー(41)は「照明灯は球場のシンボル。大切な遺産として残していきたい」と話す。
(佐々木智也)
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令和の世となり3年目。近代化著しい政令市も、のんびり歩けば風情漂う建物、現役で頑張る施設がそこここにある。まちかどの昭和を紹介する。
[メモ]県営宮城球場は1950年完成。東北野球企業が72年から改修の一環として照明灯6基を整備した。ロッテは73年に準本拠地、74~77年に本拠地とした。2005年からは新規参入した東北楽天の本拠地になっている。
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