自動車学校、おうちで免許学科教習 AIが離席や居眠り検知

タブレットに配信されるオンライン学科教習

 宮城県栗原市の築館自動車学校は18日、24時間受講可能な普通免許の学科教習オンラインサービスを始める。新型コロナウイルスの感染予防と、受講者の利便性向上が目的。

 学科教習26時限のうち、応急救護などを除く21時限で実施する。受講生は、同校ウェブサイトの専用ページから希望する学科教習を選び、配信を受ける。

 受講には、カメラ付きのパソコン、スマートフォン、タブレットいずれかとインターネットの通信環境が必要。人工知能(AI)による顔認証システムを使い、離席や居眠りなどを確認した場合は受講が無効になる。

 従来は感染予防のため、対面式の学科教習受講者を30人に制限してきた。このため高校3年生が集中する12~3月、希望する時間に学科教習を受けられないケースがあったという。

 オンラインによる学科教習は2020年12月、警察庁の通達で解禁となった。築館自動車学校は約2カ月かけて学科教習の収録、オンライン機材の使い方習得など準備を進めた。

 自動車学校を運営するノグチの野口典秀社長は、「24時間どこでも受講できるメリットは大きい。将来はこのスタイルが主流になると考え、導入を決めた」と説明する。

 当面はオンラインと対面を並行して実施。校内で使用できるタブレットも無料で貸し出す。

 県指定自動車教習所協会(仙台市)によると、県内では築館自動車学校のほか、仙台市の泉自動車学校がオンライン学科教習を導入している。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る