早川、序盤の3失点悔やむ 東北楽天7度目零敗

2回ソフトバンク2死一、三塁、柳田に右前適時打を打たれ渋い表情の東北楽天先発の早川。6回3失点で4敗目=2021年8月18日、楽天生命パーク宮城(佐藤将史撮影)

 東北楽天は投打に精彩を欠き、今季7度目の零敗で2連敗。

 先発早川は序盤に打ち込まれ、6回10安打3失点で4敗目。打線は三回まで無安打に抑えられ、四回1死二塁の好機ではつながりを欠いた。七回からは小刻みな継投にかわされた。

 ソフトバンクは1分けを挟んで3連勝。先発千賀が6回2安打で4月6日以来の2勝目を挙げた。

▽勝 千賀3試合2勝1敗
▽S 岩崎38試合2勝1敗6S
▽敗 早川14試合7勝4敗

復帰登板、3回以降粘る

 東北楽天の先発早川は、立ち上がりが全てだった。ソフトバンクの先発がエース千賀であることを踏まえれば、二回までの3失点は重かった。「野手のリズムをつくれず、相手投手を楽に投げさせる要因になってしまった」と悔しがった。

 カウントを取りにいったカーブを痛打された。一回は2死一塁から栗原に肩口から入った球を右翼線への適時二塁打に。二回は2死一、三塁で、柳田に制球が甘くなったところを捉えられて3点目を失った。早川は「変化球が高く、苦しんだ」と反省した。

 開幕からフル回転した疲労を考慮され、6月下旬から2軍で再調整。東京五輪の中断期間に1軍合流し、約2カ月ぶりの復帰登板だった。「相手がいい投球をする千賀さんだったので、意地でもこれ以上は点を取られないようにと思って投げた」。三回からは走者を出しても粘り強くしのぎ、6回3失点にまとめた。

 10被安打のうち3本が内野安打。左前への不運なポテンヒットもあった。左腕は「もう少し心に余裕があれば良かった」と冷静に振り返った。6月6日以来の勝ち星はつかめなかったものの、石井監督は「(三回からは)しっかり立ち直って彼らしい投球をしてくれた」と復調の兆しを感じ取っていた。
(佐々木智也)

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