八戸の「三春屋」100人解雇へ コロナ拡大で業績悪化

 青森県八戸市の百貨店「三春屋」について、運営会社のやまき三春屋(同市)が、直営部分の大幅縮小に伴い、全従業員の約7割に当たる100人近い社員、パートを解雇、雇い止めする方針であることが19日、分かった。

 三春屋は「新型コロナウイルス感染拡大で業績回復が見込めず苦渋の決断。今後はテナントを重視した営業に特化する」と説明。今年秋に実施すると表明していたリニューアルオープンは予定通り行うとしている。

 解雇、雇い止めは9月10日付。希望退職者を募らずに対象者を選び、今月11日に通知したという。

 やまき三春屋労働組合は「唐突過ぎる。解雇を回避する義務を怠っている」と反発。解雇予告手当の支払いが不要となるぎりぎりの30日前に通告した点も問題視し、上部団体のUAゼンセンなどの支援を得て団体交渉を行っている。

 三春屋は1958年に法人化。ダイエーの完全子会社などを経て、2019年、商業施設の再生を手掛ける「やまき」(東京)に経営を譲渡した。

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