新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が20日から宮城県に適用される。村井嘉浩知事による方針表明からわずか3日で終日の酒類提供停止の対象となる仙台市内の飲食店では19日、仕入れ済みの酒や食材をさばくため、安価で提供するなどの対応に追われた。
国内外のクラフトビールが楽しめる仙台市青葉区国分町のビアバー「アンバーロンド」は18、19日、急きょ特価フェアを開催。20日以降の営業を見込んで仕入れていた樽(たる)生ビールを20~30%引きで提供した。
「仕方ないけど、準備期間が短過ぎて」と店主の田村琢磨さん(44)。これまでの時短営業で売り上げはコロナ禍前から半減。「酒類提供停止という新たな制約も加わったのに、協力金がほとんど変わらないのは厳しい」とこぼす。
20日以降は店内飲食を休業。今年取得した酒類販売免許を生かし、酒の量り売りなどテークアウトを展開するほか、新たにサブスクリプション(定額制)の宅配サービスも始め、ファンの開拓に知恵を絞る。
コロナ禍前からクラフトビールのイベント開催などに関わってきた田村さんは「店が生き残るための活路ではなく、お客さんにどのようにして安全に楽しんでもらえるかを大切にしていきたい」と前を向く。
仙台市青葉区中央、仙台銀座の「呑(の)める食堂 一(ハジメ)」は19日、生ビールと日本酒の飲み放題を初めて実施した。経営するダイエー商事(青葉区)の執行役員マネジャー佐藤一弘さん(30)が酒類提供停止を知ったのは17日夜。日本酒は10種ほどが開栓済みで「もう少し早く伝えてほしかった」。バーと焼き鳥が売りだった店を3月にリニューアルし、定食に力を入れる。重点措置期間は「ただの食堂として営業する」と言う。
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