熱がこもらぬ「フェイスベール」好評 米沢の和装メーカーが製作・販売

沖縄市の企業「ATELIER ANGLE(アトリエアングル)」の美容室でデイスタイルを着用するスタッフ(アトリエアングル提供)

 山形県米沢市の和装メーカー「おとづき商店」が製作する布製の「フェイスベール」シリーズの利用が、全国で広がっている。新型コロナウイルスの感染防止用として第1弾を発売してから1年余り。不織布のマスクより口元に熱がこもらない構造で、幅広い職種の人々から好評を得ている。

 縦22センチの布3枚をのれんのように重ねた第1弾「フェイスベール」は、首都圏のスナックを中心に利用が広がる。女性向けに開発され、発売後約1年で2万枚超を売り上げた。店のムードに合った華やかなデザインは国内外で話題となった。

 縦12センチの布2枚からなる第2弾「day style(デイスタイル)」は日常使いを想定しているが、着け続けても蒸れにくい特長が評価され、業務が長時間に及ぶ飲食店やカラオケ店から注文が相次ぐ。沖縄市にある写真館や美容室を運営する企業も従業員用として6月に購入した。

 おとづき商店は昨年6月、コロナ禍で苦境に立つ飲食店や歓楽街の接客に役立ててもらおうと、一定の飛沫(ひまつ)防止効果があるベールを考案し、発売した。デイスタイルは昨夏に作った。

 同商店の担当者は「広く使ってもらい、ありがたい。夏は熱中症予防にもつながる」とPRする。連絡先はおとづき商店0238(23)5271。

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