仙台市の集団接種再開 一般向けもきょうから予約受け付け

集団接種が再開され、混雑する接種会場=22日午後2時40分、仙台市泉区の七北田公園体育館

 仙台市は22日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種を再開した。働く世代や若者が利用しやすいよう会場を一部変更し、当面は市内12カ所で実施する。初日は優先接種対象の60~64歳、基礎疾患のある人らが対象。23日には接種券が届いた12歳以上の全市民の予約受け付けを再開する。

 優先対象者は先行して10日に予約の受け付けが始まり、22日までに4441人の申し込みがあった。初日は11会場で接種が行われ、このうち泉区の七北田公園体育館には832人が予約し、次々に会場を訪れた。

 医師6人、看護師は延べ14人を配置し、接種レーンを一つ増やして6レーンを設けた。基礎疾患を抱えた人も含まれるため、問診室では医師が来場者の体調などを丁寧に確認していた。

 宮城野区の会社員伊藤誠己さん(31)は「ワクチンが打てない焦燥感はなかったが、体格指数(BMI)の値が高いと基礎疾患に当たると分かり、予約した。1回目を打ち終わって少し安心感がある」と話した。

 市は7月6日、米ファイザー製ワクチンの供給が見通せなくなったとして、個別・集団接種の新規予約の受け付けを停止。その後、一定数を確保できる見通しとなり、優先対象者から接種を再開すると決めた。

 12~59歳の全市民の集団接種は28日に再開する。市は優先対象者分と別に、計1万1430人分の予約枠を確保した。予約受け付けを始める23日は午前8時半から全会場の7466人分、午後8時から6会場の3964人分を受け付ける。

 個別接種は各医療機関で23日から順次、接種を再開する。市は9月1日以降の毎週水、木曜の午後6時45分~午後8時15分、青葉区のTKPガーデンシティPREMIUM仙台西口で、夜間接種も実施する。

 市ワクチン接種推進室の横野幸一郎室長は「予約受け付けを停止した間は市民に迷惑を掛けた。ワクチンは感染拡大を防止する武器になる。積極的に接種してもらいたい」と話した。

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