動物園、天文台、科学館… 仙台市の施設、30日から原則休館

 仙台市は26日、新型コロナウイルス感染症対策会議を開き、緊急事態宣言の対象地域に県内が追加されたことに伴い、市内の市民利用施設を原則休館とする方針を決めた。市民に周知するため30日から実施する。販売済み前売り券がある企画展を開催中の施設は、感染対策を徹底して開館する。

 宣言期間の9月12日まで適用する。主な施設では市八木山動物公園(太白区)、市天文台、市科学館、せんだいメディアテーク(青葉区)を休園・休館する。市民センターも利用不可とし、既に予約を入れた団体には利用の中止を求める。

 市博物館(青葉区)は開催中の特別展「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」を9月5日まで継続し、6日から休館。市立図書館は原則休館としつつ、本や視聴覚資料の貸し出しと返却を午前9時半~午後5時に受け付ける。

 市主催のイベントは原則中止か延期する。市が官民組織と8月20日に始めた定禅寺通(青葉区)の車線縮小の社会実験は、歩道へのキッチンカー出店などイベントを取りやめる方向。9月6日に予定したシンポジウムも延期を検討している。

 このほか、学校の部活動は自粛を原則とする。8月17日以降の第9~11期の時短要請に応じた飲食店などへの協力金は、まとめて申請できるようにし、宣言期間終了直後に受け付ける。

 市は妊婦へのワクチン接種を優先的に進めるため、市医師会と態勢の検討に入ったと明らかにした。

 郡和子市長は対策会議で「市内の感染状況は災害レベルと言える大変厳しい状況。医療崩壊を招くことなく、市民の命を守ることを最優先とすべき重大局面にある」と危機感をあらわに市民に協力を呼び掛けた。

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