【更新】緊急事態宣言とまん防の違いは? 対象は全県、休業要請可能に

 新型コロナウイルス緊急事態宣言が27日、宮城県など8道県に拡大された。期間は9月12日まで。県内の感染状況の指標や宣言下で実施される対策をまとめた。(編集局コンテンツセンター・佐藤理史)

指標いずれも「ステージ4」

 宮城県は、8月20日から適用されていたまん延防止等重点措置から緊急事態宣言に格上げされた。緊急事態宣言の対象となるのは全国に発令された昨年4月16日~5月14日以来、2回目。

 緊急事態宣言が発令される目安は、感染状況が最も深刻な「ステージ4(爆発的感染拡大)」相当。政府分科会が示す指標に照らすと25日現在、宮城県の状況はほとんどでステージ4に位置している。

●確保病床使用率
 全入院者63・8%(50%)

 重症者44・9%(50%)
●人口10万当たりの療養者数92・9人(30人)
●PCR検査の陽性率15・8%(10%)
●人口10万当たりの新規感染者60・0人(25人)
●感染経路不明者の割合58・0%(50%)
※かっこ内はステージ4となるライン

過料「30万円以下」と重く

 緊急事態宣言下では、飲食店などに時短営業と休業の要請ができる。これに対しまん延防止等重点措置は時短の要請のみ可能で、休業は要請できない。

 知事は休業・時短要請を拒んだ飲食店などに命令を出すことができる。命令に応じない場合は行政罰が科される。緊急事態は30万円以下の過料、重点措置は20万円以下の過料と差がつけられている。

 これまで重点措置が適用されていた仙台市では、午後8時までの時短営業と酒類の終日提供停止が要請されていた。緊急事態に伴い、宮城県は県内全域で酒類やカラオケを提供する飲食店に休業を要請。酒類やカラオケの提供をやめるか、元々提供していない飲食店には、午後8時までの時短営業を要請した。

 県民に対しては午後8時以降の不要不急の外出自粛とともに、休業・時短要請に応じない飲食店を利用しないよう強く呼び掛けている。

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