「JIS適合マスク」店頭に アイリス、パッケージに表記追加

JIS規格適合マスクの販売コーナーが設置された=仙台市宮城野区のダイシン幸町店

 アイリスオーヤマは2日、日本産業規格(JIS)に適合したマスクの販売を開始した。同社によると、適合商品の販売は全国初。従来商品から規格は満たしており、パッケージに表記を追加した。合わせて、年内に国内で生産する全てのマスクの規格適合を目指す方針を示した。

 政府は6月、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマスク需要の高まりを受け、飛沫(ひまつ)や微粒子を防ぐ性能、通気性などの基準を定めた規格「JIS T9001」を制定。同社では8月に「ナノエアーマスク」「デイリーフィットマスク」「医療用ナノエアーマスク」など8商品が審査を通過した。

 国米雄介ヘルスケア事業部統括事業部長は2日の記者発表会で「消費者がより品質の良いマスクを選ぶ傾向が強まっている。これまで品質、性能に関する公的規格はなかったが、今後は安心してマスクを選択できる」と意義を強調した。

 同社は安全で快適なマスク普及に向けた「三つの宣言」も公表。年内に国内生産19商品の規格適合を目指すほか、中国、米国、韓国、フランスのグループ工場での生産推進、企業・団体への寄付活動継続を改めて盛り込んだ。

 系列のホームセンター「ダイシン」の幸町店(仙台市宮城野区)では早速、新パッケージ商品を並べたコーナーが設置された。

 購入時に性能表示を確認する客が増えており、ダイシンカンパニー(同)の山田憲弘社長は「自信を持って販売できる。適合表示がない商品も全く同じ性能なので、安心して購入してほしい」と呼び掛けた。

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