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(64)彗星にふるさとのあり芋の露/大河原 真青(1950年~)

 秋になり冷え込むようになると大気中の水分が凝縮し、木や草の表面で露の雫(しずく)となります。芋の露と取り合わされるのは、宇宙をゆく彗星(すいせい)です。楕円(だえん)軌道を描き太陽系を周回するものが知られますが、その途方もない旅もどこかで生まれて始まったのです。彗星の故郷は遠く何万光年先でしょうか…

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 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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