(65)をかしいから笑ふよ風の歩兵達/鈴木 六林男(1919~2004年)
戦地で今日明日死ぬかもしれない極限の緊張状態にいる歩兵たち。あるとき兵士の一言か何かで小さな笑い声が上がる。緊張の糸がふっとほぐれ、笑いの輪が広がる。「をかしいから笑ふ」は、平和な世であれば当たり前…
関連リンク
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。