(68)おぶさつてすすきぶつぶつ芒(すすき)にいふ/森川 光郎(1926年~)
金色や銀色に輝くすすき原も、伸びすぎたり風や雨に打たれたりして、倒れ重なり合う不格好なものが出てくる。そんなすすき同士がぶつぶつ、「邪魔だなあ」「重いなあ」とでも言い合っているようだ。童話的な言い回…
関連リンク
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- ・(63)天の川わたるお多福豆一列/加藤 楸邨(1905~1993年)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。