J1仙台を運営するベガルタ仙台(仙台市)は、新経営体制で初の中間決算を迎える。経営危機からの脱却を目指す佐々木知広社長に、オンラインで現状と今後の展望を聞いた。
(聞き手は射浜大輔)
-スポンサー収入が伸びているようだ。要因は何か。
「スポンサーの総数は前期比約9%増の380社ほど。社員の頑張りはもちろん、宮城県や仙台市、社外取締役の方々に口添えしていただいたことも大きい」
「シーズンに向けた営業を昨年、従来の11月から9月に前倒し、訪問数が増えたことも獲得につながった。来期に向けて同じことをしても結果は同じなので、成約率を上げていき堅実な経営につなげたい」
-債務超過状態でクラブ存続を危惧する声もある。
「クラブは未来永劫(えいごう)存在しないといけない。十分に解決できるようにしていく。中間決算を控えており、数字を出すにはもう少し時間がかかるが、心配しないでほしい。そのために私は社長になった」
-先日、クラブとしての経営ビジョンを発表した。
「2017年から外部に説明できるものがなかった。社外に対し、われわれの言葉で真摯(しんし)に伝えたかった。社員が『何をしないといけないか』を考えるきっかけにもなる。コロナ禍で中長期のビジョンを出しても実現可能性が薄く、短期を策定し、走りながらアップデートしていく」
-チームはJ2降格圏内。トップとして現状をどう受け止めているのか。
「クラブの代表として責任を感じているし、おわびするしかない。ただ、G大阪戦で2度追い付かれても勝ち切り、可能性を感じる試合ができた。小さなクラブが12年間J1にいられたのは、苦しいときこそ、地域一丸となって応援してくれたから。なんとか勢いを取り戻せると思うし、そう信じている」
-監督交代という劇薬は考えているか。
「考えていない。クラブに関係する人々が力を合わせて戦っている。それをやっている場合ではない」
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