21日は旧暦の8月15日に当たり、お月見を楽しむ「中秋の名月」(十五夜)の日だ。仙台市天文台(仙台市青葉区)によると、ことしは8年ぶりの満月だという。月見の由来や当日の天候を調べてみた。
(編集局コンテンツセンター・藤沢和久)
8月15日は旧暦の秋(7~9月)の中央に当たることから「中秋」となった。秋は春夏に比べて空気が乾燥して月がきれいに見えること、過ごしやすいことから月を見る文化が生まれたとされる。
平安時代の貴族が中国の「観月」に倣い、月を眺めながら音楽や詩を楽しんだことが始まりとされる。作物を収穫する時期と重なることから、月見団子のほか、サトイモやクリ、アケビを供える地域もある。
市天文台によると、中秋の名月は必ずしも満月とはならないという。直近で2014~20年は、わずかに欠けた名月を見ていたことになる。
旧暦は新月の瞬間が未明でも夜でも、その日を「1日」としている。加えて、月が地球の周りを回る速さは変化しているため、新月から満月の時間は一定ではない。こうした理由から、旧暦で満月となるのは14日から17日まで幅がある。
気になるのは天気だ。気象庁のデータによると、1991~2020年の30年間、中秋の名月の夜に仙台が快晴、晴れだったのはわずか4日。雨が降ったのは14日だった。
今年はどうか。仙台管区気象台が21日午前11時に発表した予報では、宮城県内は東部、西部ともに夜は曇りとなっている。
市天文台によると、周囲に遮るものがなく、天候がよければ、月の出(21日の仙台は午後6時4分)から1時間程度で目視できる場所が多いという。担当者は「遠出をしなくても、自宅周辺やベランダから見える。各家庭で観察してみてほしい」と話す。
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